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大雨で避難する方法と注意点を総チェック!

投稿日:2017年8月27日 更新日:

最近は各地でゲリラ豪雨などの大雨に見舞われることが多くなりましたね。
短時間で記録的な大雨が降るため交通機関が麻痺したり、家屋に水が浸入したりと、被害が拡大する傾向にあります。

管理人も水害のニュースを見るたびに心配で、避難勧告がでたらどうしよう、どこに避難するの?避難する際に持ってって行くものは?など、様々な疑問が生じました。

これを機会に防災について見直しをすることにしました。

日ごろから準備しておくことが大切です。

そこで今回は大雨に見舞われたときの対策について取り上げていきますので一緒に見ていきましょう。


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大雨で避難する方法

大雨が降って避難が必要になることがありますね。
最近は、河川の増水で避難勧告が発令されることも珍しくなくなりましたね。

避難といってもいきなり何も持たずに表に出てはかえって危険です。
しっかりと準備をしてから避難するようにしたいですね。

まずはどこに避難するかをきめなくてはなりません!

ハザードマップを確認!


自治体などがハザードマップを公開しています。
ハザードマップを見ながら、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を確認し、河川が増水した場合に安全に橋を渡ることができるのかを考慮しながら避難経路を決定しましょう。

事前に安全な避難経路を確認しておく事も大切ですね。


ゲリラ豪雨のような局地的な雨が短時間で激しく降り、突然、自治体から避難情報が発表されることも多い昨今。

非常時に備えて、非常持ち出し袋はすぐに持ち出せるよう準備しておく事が大切です。

袋の中身も定期的に点検しておきましょう。

気象庁は避難の際、「持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしておく」ことを推奨しており、避難時の携行品の一例として以下を挙げている。

  • リュックサック 
  • 飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳瓶など
  • 救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
  • 現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
  • 下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
  • ナイフ、缶切り、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
  • 防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図

食料の消費期限が切れてしまっていることもありますから、定期的に確認し新品に交換しておきましょう。

また、電池なども古くなったら、いざという時に使えないこともありますから定期的に新しいものと交換しておきましょう、

水害の際は衣服が濡れてしまいますから着替えやタオルなどを余分に用意しておきましょう。
自分でそろえるのが面倒な方は市販されているものをひとつ用意しておくと便利ですよ。

災害時の持ち出し品リストについて、こちらでも記事を書いています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
地震持ち物リストはこれ!必需品からあると便利なものまで要チェック!

居住地域の災害歴をチェック

過去にどの程度の降水量で浸水や土砂災害に見舞われたのかを事前に確認しておくことも大切!
過去の事例をチェックしておくことで、災害発生の大まかな目安とすることができます。

指定避難場所などに避難する

市区町村が指定している体育館などの避難場所にします。
事前に避難場所などを確認しておく必要があります。

知人・親せき宅など指定難場所以外の安全な知人や親せきの家などに避難します。

避難の際の注意点は

  • 車で避難する場合
  • 歩いて避難する場合

車で避難する場合はココに注意が必要!

大雨の中、濡れないように車で避難したいと思う方も多いと思います。
荷物もたくさん積めるし、避難先でもプライベートな空間を確保できます。

注意したいのは避難するタイミングです。

大雨で広範囲に浸水が始まっているとしたら、歩いての移動が困難と感じます。
ところが、他の人も同じ事を考えたとしたらどうなるでしょうか?

渋滞にまきこまれてしまい、かえって避難が遅れてしまいます。

大雨が続いている状況では視界も悪く、渋滞でノロノロした挙句、車ごと流されてしまう怖れだってあります。
そうなると、緊急車両の通行の妨げにもなりますよね。

車だと早く遠くへ逃げられるだろうと思いがちですが、かえって避難が遅れてしまうこともあります。
避難に車を使う場合は早めに自主避難するなど、渋滞する前に移動知るほうがよさそうです。

基本的には歩いて避難することをオススメします。

歩いて避難する場合は

スニーカーなどの歩きやすいを靴を履いて避難しましょう。
長靴は中に水が入って重くなるので避難には不向きです。
どうせ濡れるのですから歩きやすい靴にしましょう!

また、浸水した道路を歩く場合、ある程度の深さになると自由に歩く事ができなくなります。

浅めのプールの中を歩いてみると分かりやすいと思います。

  • 成人男性は  70cm
  • 成人女性は  50~60cm
  • 子供の場合は 20cm

 
水深がおよそ太ももの真ん中くらいで、水の流れがあると自由に動けなくなるとされています。

浸水した道路には何が落ちているか分かりません。どうせ濡れるのだからとサンダルなどを履いて避難するのは危険ですからやめておきましょう。
足に怪我をすると非難が困難になりますからね。

できるだけ浸水していない道路を移動しましょう!
浸水していて道路が見えないと、マンホールや側溝の蓋が外れているととても危険です!

足元が見えないときは杖や傘などで足元を確認しながら進むようにしましょう。

避難する際は安全のため、できる限り2人以上の行動を心掛けるようにしましょう。

外出中のゲリラ豪雨対策は?

外出中に突然ゲリラ豪雨に遭遇したらどうするでしょうか?

ゲリラ豪雨や雷雨、降雹(ひょう)や竜巻などの原因となる積乱雲の大きさは平均で10㎞程度といわれています。

積乱雲による集中豪雨は大体30分程度で弱まる可能性が高く、街中で突然ゲリラ豪雨に遭遇した場合は、ビルの中など安全な建物に避難してゲリラ豪雨をやり過ごすことが大切になります。

とくに、短時間に想定外の大雨が降らせるゲリラ豪雨では排水能力(時間雨量50㎜)を超え、都市型水害が発生する危険性も!

まずは浸水する可能性のある低地から離れることが第一です。

  • 地下や地下街から出ること! 
  • 安全なビルの2階以上に避難すること!

ゲリラ豪雨が発生する場合は、落雷、竜巻、突風、降雹(ひょう)なども同時に発生する場合があるので注意しましょう。

車で移動する際は、アンダーパスなどの水のたまっているところには浸入しないよう注意しましょう!
これくらいは大丈夫と浸入して動けなくなるケースが多いようです。

20170828-011547.jpg

JAFによると、水没した車には水圧が加わり、ドア半分位の高さ(60cm程度)の水位でドアを開くには通常の約5倍の力が必要になるそうです。

そうなったら窓ガラスを割って脱出するしかありません。

JAFの行った水没した車からの脱出実験の動画がありますのでご紹介しておきますね。一度見ておけばもしものときにあわてずにすみますからぜひ参考にしてみてくださいね、

当サイトでは災害対策についてこちらでも記事を書いております。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

大雨で避難する場合、歩いて避難が基本となります。
車を使う場合は渋滞する前に早めに移動することが大切です。

事前に自治体のハザードマップを確認して避難経路を把握しておくことが大切!

外出中にゲリラ豪雨などに見舞われたときは地下なのの土地の低いところを離れ、建物の22階以上の安全なところに避難しましょう。

車で移動中に水害にあって車が浸水した場合、外に出られなくなる危険があります。
車の窓ガラスを中から割るためのハンマーなどを、車の中に準備しておくことも大切ですよ。

あなたの防災対策は大丈夫ですか。この記事を読んでいただいたら今一度、持ち出し品リストをチェックしたり、ハザードマップも確認してみてくださいね。


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