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初詣で神社を参拝する際の作法で知っておきたい事はコレ!

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初詣で神社の参拝の作法と聞くと「二礼二拍手一礼」ということがよくいわれます。
でも、これだけじゃないんですよね。

最近はマナーなど気にしないという方が増えているといいますが、最低限のことは押さえておきたいもの。

今年のお正月にはTVでも初詣の作法について取り上げられていましたので、作法を知らない方が多くなっているのだと感じました。

管理人も以前神社に初詣に行ったときは、前の人の真似をして適当にごまかして済ませていたこともありました。

でも、これではいけないと思い、作法についてあれこれ調べてみました。
調べてみると随分間違ったことをしている人が多いのだなと思いました。

そこで、今回は初詣で神社を参拝する際の作法を取り上げたいと思います。


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初詣で神社を参拝する際の作法

初詣で神社を参拝する際の作法順番にみていきましょう。

  1. 鳥居をくぐる
  2. 手水舎で手を洗う
  3. 参道を進む
  4. 参拝をする
  5. 帰り道

神社に行くとこの順番で参拝を行うことになります。

それでは詳しくみていきましょう。

鳥居をくぐる

神社に入る時、まず最初に待ち構えているのが鳥居ですよね。

神社の参拝はここから始まっています。

神社は神様のいる所、鳥居は一般家庭の門の様なもの!

鳥居をくぐる前に衣服を整えておきましょう。

そして鳥居をくぐる時に軽く会釈をします。

手水舎で手を洗う

鳥居をくぐると参道の脇の方に手水舎(ちょうずしゃ)と呼ばれるところがあります。

ここで、参拝者は手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。

手水のやり方は?

手水(ちょうず)で、手や口を清めます。

水は古くから、汚れを洗い流すものと考えられてきました。

神様にお参りするのですから、まず身の汚れを手水で落としておきましょう。

手水の手順は?

  1. 最初は左手から清めるのが基本!
  2. 柄杓(ひしゃく)で水をすくって左手を洗う
  3. 柄杓を清めた左手に持ち替えて右手を洗う
    もう一度柄杓を右手に持ち替える
  4. 左の手のひらに柄杓の水を受け、その水で口をすすぐ
  5. 口をすすぎ終わったら先ほど使った左手を洗う
  6. 最後に柄杓を縦にして、こぼれた水で柄杓の柄を洗う
  7. 柄杓を元の場所に戻し終了

手水は手と口を洗うことによって心を清めるという意味合いがあるのですね。

参拝する前には、必ず手水舎に立ち寄って、身を清めてから参拝する様にしましょう。

参道を歩く

参道にも歩き方のルールがあるのでみていきましょう。

参道は、右側・真ん中・左側の3つに分けられ順位が決まっています。

  1. 第1位は真ん中(正中)
  2. 第2位は右側
  3. 第3位は左側

第1位は真ん中(正中)で、神様が通る場所なので避けて歩くようにしましょう。

第2位は右側です。そして、参拝者が通るのは第3位の左側が正解です。

参道は、歩きながら参拝のための心の準備をするところ!

気持ちを落ち着かせてゆったりと歩きましょう。

次は参拝になります。

参拝する

参拝の手順は

  1. 神前に立つ
  2. 軽く会釈をしてお賽銭を入れる
  3. 鈴を鳴らす
  4. 二礼二拍手一礼

それでは一つ一つみていきましょう

神前の立ち方

参道と同じく、なるべく神前の中央には立たないようにしましょう。
この時、マフラーや手袋をしていると神様に失礼に当たるので外すようにしましょう。
本来はコートも脱ぐべきなのでしょうが、そこまでしなくてもよいようです。

お賽銭を納める

軽く会釈をしてお賽銭を入れます。
中にはお賽銭を投げ入れる人もいるようですが、あまり好ましくありません。

お賽銭はお供え物の代わりに納めるようになったもの!
そっと賽銭箱に入れるのがスマートですね。

納めるのは、縁起を担ぐ意味で5円(ご縁がありますように)や15円(充分なご縁がありますように)、また、願いが通るという気持ちをこめて穴のあいたお金(5円・50円玉)を納める方も多いようです。

ちなみに管理人は15円派です。欲張りなので^^;

お賽銭でより好ましいのはいくらなの?
知り合いの神主さんに聞いてみたところ、「いくらでもよいのですよ」とのことでした。
特に決まりはないそうです。

思いにふさわしい金額を自分で決めればよいそうです。

鈴を鳴らす


鈴を鳴らすのは1回だけでOKです。
静かに鳴らしましょう。

鈴には魔除けや清めの意味合いがあり、これを鳴らすことにより汚れを祓うといわれています。

二礼二拍手一礼で拝礼
  1. まず、2回おじぎをする
  2. そして、2回柏手を打つ
  3. 最後にもう1回おじきをする

これが神様へのご挨拶の仕方になります。

神様へのお願い事は最後のお辞儀をするときに手短にしましょう。

初めてお願い事をするときは名前と住所を心の中で言ってから願い事をするといいそうです。
神様も、何処の誰だか分からない人からの願い事は叶えられませんからね^^;

帰り道

帰る時も、来たとき同様に中央を避けて参道を歩きます。最後に後ろを振り返り、軽く会釈をしてから鳥居をでましょう。


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まとめ

いかがでしたか?

最後に初詣で神社を参拝する際の作法をまとめてみましょう。

  1. 鳥居をくぐる
  2. 手水舎で手を洗う
  3. 参道を進む
  4. 参拝をする
  5. 帰り道

このような順番になります。

神社を参拝して、神様にお願い事をするには、まず身の穢れを祓ってきれいになって置かなくてはなりません。

これらの作法をしっかりと守って清らかな心で参拝したいですね。

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