最近よく「ゲリラ豪雨」という言葉を聞くようになりましたね。
ニュースを聞いていてると、今まで経験したことのない雨というような表現がでてきます。
ゲリラ豪雨の恐ろしさが伝わってきますよね。ただの強い雨と思っていると大変なことになりそうです。
管理人も「ゲリラ豪雨なんて30分もすれば止んでしまう、ちょっと強めのにわか雨でしょ」くらいにしか思っていませんでした。
ところが2017年7月5日に発生した九州北部豪雨のニュースを見て考え方が一変しました。
これからはゲリラ豪雨対策を見直していかなければと思い、いろいろと対策について調べてみましたので一緒にみていきましょう
ゲリラ豪雨の対策は
突然猛烈な雨が降ってくるゲリラ豪雨ですが、いったいどんな対策があるのでしょうか?
今回は自宅にいる時にゲリラ豪雨に見舞われたと想定してお話しますね。
自宅に留まって対策をとる場合どんなことをしたらよいのか。
浸水対策について、土のう(水のう)の作り方や設置する場所や注意点についてお話していきます。
1 自宅に留まって対策をとる場合は
ゲリラ豪雨に見舞われたとき、以下のような場合は自宅に留まって対策をとったほうが安全です。
- 濁流などで家の外に出ることが危険な場合
- 夜間などで避難が困難な場合
これは、避難の途中で遭難する危険性があるからです。
すぐに水の侵入の危険性がないと判断したら自宅に留まって対策を行いましょう。
また、浸水や孤立の恐れがある場合、ただちに救助を要請し救助隊を待ちましょう。
救助を待つ間、出来るだけ高い場所へ移動して身の安全を確保しましょう。
二階建てならな二階に移動しておきます。
一階建ての場合で浸水し、危険が迫ってきた場合は、天井を破って屋根の上で待ちます。
その前にやっておくべきことがあるんです。
それが家屋の浸水対策です。
浸水対策は
ゲリラ豪雨では低い土地などで周囲の排水能力を超えるほどの雨が降ると、道路は川のようになり、玄関などから水が浸入してくる可能性もあるといいます。
ゲリラ豪雨のニュースでマンホールの蓋が浮き上がっている映像が報道されたのは衝撃的でしたね。
それだけではありません!
排水溝などの水位と水圧が急上昇すると、その結果、室内の浴室排水溝やトイレ、洗濯機など排水溝から泥水が逆流してくる危険性があるんです。
家庭にあるもので浸水対策ができます。
浸水対策といえば「土のう」ですが、土を詰めるのは大変ですよね。都心部では土のうを作るための土や砂利が無いことも!
身の回りにあるもので土のうの代わりになるものって…
そこでオススメなのが「水のう」です!
簡単な水のうの作り方をご紹介しておきますね。
- 40~45ℓ程度のごみ袋を用意する
- 2枚又は3枚重ねて水を半分くらいまで入れる
- 袋の中の空気を抜いてから袋の口をねじり縛って完成
- 1から3を繰り返して必要な数を作る
※普段から土のう(水のう)がいくつ必要になるのかを把握しておくことも大切ですね。
いざというときに水のうを作るゴミ袋が足りなくて困ったということがないようにしたいですね^^;
水のうを作るのも面倒という方には、市販の水に浸すだけで簡単に作ることができる土のうもあるので参考にしてみてください。
水のうを乗せる場所は
- トイレの便器の中
- 浴槽の排水溝、洗い場の排水溝、洗濯機の排水溝など
- 玄関や出入り口
戸建ての場合は基礎部分の空気抜き(ガラリ)の部分や半地下の入り口などにも水のうを設置しましょう。
水のうの設置の仕方は?
トイレ
1階のトイレには水のうを設置しましょう。
トイレの便器の中に水のうを入れてしまいます。
低い土地では、浴槽や洗い場、洗濯機の排水溝や便器などからの排水溝逆流浸水に備える必要があります。
ゲリラ豪雨などの水害時は「排水溝逆流浸水」といって、1階のトイレや浴室・洗濯機などの排水溝から泥水が逆流が発生し家屋内に泥水が噴き出すことがあります。
しっかり対策しておきましょう!
玄関や出入り口
玄関や出入り口にも水のうを設置します。
玄関などの出入り口に長めの板を置きます。
板の手前にレジャーシートを引いて段ボールの箱を置き、中に水のうを入れて並べると止水板が安定します。
土を入れたプランターや水を入れたポリタンクを並べレジャーシートで巻いて止水板にしてもOkですよ!
そのほか、水を吸い込むと膨らんで土のうとの代わりになる吸水ゲルを使った水嚢なども市販されていますので、予め準備しておくと便利です。
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まとめ
いかがでしたか?
自宅でのゲリラ豪雨対策についてお話してきましたが、日ごろから災害を想定して準備をしておくこことが大切になります。
ゲリラ豪雨などの大雨に見舞われたときは、まず浸水対策をしてできるだけ高いところに移動しましょう。
まずは、水のうのを作り止水板を設置します。
設置する場所は玄関やはもちろんのこと家の周りの通機構や、トイレやお風呂の排水溝をふさぐのも忘れずに!
普段から水のうがいくつ必要になるのかを把握しておくことも大切ですよ。
事前の準備が被害を少なくすることにつながります。
日ごろからゲリラ豪雨などの災害が起こったときに事を考えておくことが大切ですね。
当サイトでは災害対策についてこちらでも記事を書いております。ぜひ参考にしてみてください。