感染症って怖いですよね!!
最近とくに多いのがノロウイルスの感染です。
免疫力の弱い子供や介護施設での集団感染が問題となっていますよね。
ノロウイルスの怖いところは感染力が非常に強いこと!
そして、感染経路も多岐にわたります。
例えば子供がノロウイルスにかかった場合、家族も感染してしまう恐れがあります。
子供の感染は学校を休ませればすむことですが、大人はそうも行きません。
休めない仕事もあるでしょう。
大人がノロウイルスに感染してしまった場合、いったいどうしたらよいのでしょいうか?
下痢やおう吐を繰り返していれば仕事を休まざるを得ませんよね。
症状が治まり、いつから出勤しようかと思ったとき、ふと疑問に思うのが出勤停止期間ではないでしょうか?
仕事を休めないからといって症状が治まったらすぐに出勤されている方も多いと思います。
ところが、自分で大丈夫だろうと判断して出勤し、気づかぬうちに感染を拡大させてしまうことがあるので注意が必要になります。
そこで今回は、元介護職員の管理人がノロウイルスに感染した場合、いつから出勤して良いのかを徹底解説していきますので一緒にみていきましょう。
大人が感染した場合、出勤制限はある?
ノロウイルスは感染力がとても強いといいます。
ノロウイルスもインフルエンザのように出勤制限はあるのでしょうか?
調べてみると、実はノロウイルスに感染した場合の出勤停止期間は定められていないんですね。
ノロウイルスに感染した場合、法律による出勤停止期間は定められていません。これは学校に通う子ども達も同様です。
ノロウイルス感染による胃腸炎は、学校保健安全法により指定される学校感染症に含まれていないからというのが理由のようですね。
職場によっては、ノロウイルスに感染した際の出勤停止期間を定めているところもありますので、きちんと確認しておきましょう。
ノロウイルスは体内にどのくらい留まるのか?
ウイルスが体内に入ってから症状を発症するまでの期間を潜伏期間言います。
ノロウイルスの場合は、体内に入ってから発症するまでの潜伏期間はおよそ1日~2日以内とされています。
その後、下痢やおう吐などの症状が現れます。
2~3日程症状が続き、回復していきます。
しかし、症状が治まったとしても1週間程はウイルスが体内に残ります。
二次感染のリスクがありますので、感染者を増やさないためにも学校や職場への出勤には注意が必要ですね。
ノロウイルスの潜伏期間や症状の現れている期間は短いのが一般的!
体力のある大人がノロウイルスに感染した場合、数日で症状がなくなりますがノロウイルスの感染力は症状が現れてから1週間程度続くとされています。
特に発症後3日間は感染力が非常に強いとされるため注意が必要ですね。
お医者さんの話によると現状では、ノロウイルスに対する抗ウイルス薬やワクチンなどのは無いんだそうです。
ですから、私たちの免疫力でノロウイルスが体内から排泄されるのを待つことになります。
たとえ、おう吐や下痢などの症状がおさまったとしても、体内にはノロウイルスが残っており、1週間程度続は便として排泄され続けることを頭の片隅において行動することが大切なんですね。
職場復帰はいつからOK?
法律的には出勤停止などの決まりはありませんが、会社によって規定を設けているところもありますので確認しておくとよいでしょう。
医療機関でノロウイルスの検査をしてもらうのが確実なのですが、検査は保険が適応されないため全額自己負担になリます。
目安としては数千円から1万円程度かかるそうなので現実的ではありませんよね。
そこで、会社が出勤停止期間を定めていない場合は、ノロウイルスの感染リスクが高い1週間程度はお休みするというのがよいのではないでしょうか。
管理人が勤めていた会社でも1週間とされていました。
出勤制限中の給料はどうなるのでしょうか。
会社を休めば給料は減額されてしまいますよね。
病気で会社を休む場合、そこで2つケースが考えられます。
- 有給休暇を使う
- 休業手当を請求する
これらの方法があります。
1 有給休暇を使う
場合によっては会社から「有給休暇を使ってください」といわれることもあります。
有給休暇ってなかなか消化できないですから、使えるときにつかってしまったほうがよいかもしれませんね。
有給休暇を使えば給料は全額保障されますからね。
2 休業手当を請求する
休業手当を請求する方法もあります。
病気などで会社を休んだ場合、休業手当を会社に請求することができます。
有給休暇を使い果たしてしまった場合はこちらの手続きをとることになりますね。
ただし支給される金額は平均賃金の60%程度になります。
自分の有給休暇の取得状況や残り日数を考慮して、有給休暇を使うのか、休業手当を請求するのか、どちらがお得か考える必要がありますね。
当ブログではノロウイルスの予防と対策についてこちらでも記事を書いております。よかったら参考にしてみてくださいね。
まとめ
ノロウイルス感染の出勤制限に法的な規制はありません。
感染拡大を防止するために、吐き気やおう吐がおさまっても、5日~1週間程度は自宅で安静にしていることが必要になります。
出勤制限の日数は会社に確認するのが基本!
会社を休む際は有給休暇を使うか休業手当を請求するかも考えておきましょう。