健康

腰痛で足の痺れ?病院で検査しても原因不明のことも!

投稿日:2017年2月9日 更新日:

腰痛って誰でも1度は経験したことがあるのではないでしょうか?

実は管理人も腰痛経験者です。

腰痛は国民病ともいわれており、すぐに治るものから数年間続くものまで様々です。

私の場合、ある時から腰が痛くなりだして左足に違和感が現れました。

湿布を貼って様子を見ていたのですが、だんだん右足のしびれが強くたなってきて心配になり、整形外科を受診しました。

レントゲンを撮り、念のためMRIも撮っておくかということで大きな病院を紹介されました。

結果は腰椎椎間板ヘルニアでした。
幸いヘルニアの程度が軽かったため、既製品のコルセットと痛み止め、胃薬、筋肉をほぐす薬を処方されました。


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腰痛とは

腰痛というと「ぎっくり腰」といわれる突然起こる腰の痛みを思い浮かべる人が多いと思います。

これは、西洋では魔女の一撃といわれています。
突然起こる腰の痛みを魔女の仕業にしているのですね。

軽いものであれば、湿布薬を貼って安静にしていれば治ります。

その他にも注意が必要な腰痛があります。

ガンや骨折のために痛みがでている場合。

女性の場合は子宮内膜症などの病気が原因で腰痛を発症することもあります。

これらの場合はすぐに医療機関を受診することをオススメします。

  • 足がしびれて力が入らない。
  • 急に体重が減ってきた。
  • 発熱がある。
  • 排尿障害がある。

腰痛の原因

腰痛の原因は様々ありますが、驚くことに85%は原因不明だといわれています。

整形外科でレントゲンやMRIを撮っても原因がわからない場合が多いんだそう!

脊椎の病気

腰椎椎間板ヘルニアや変形性脊椎症など

背骨やその周りの筋肉や靭帯などの組織の異常によって起こる腰痛です。

これらはレントゲンやMRIなどで診断がつきます。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨は、腰椎といわれる骨がS字状に積み重なっています。
腰椎の間には椎間板といわれるクッションがあります。

これが破れて中身が飛び出してしまった状態です。
シュークリームの皮が破れて中のクリームが飛び出してしまった様な感じです。

このクリームを髄核いいます。

飛び出した髄核が背骨の中を通る神経を圧迫してしまい、腰や足に痛みやしびれが起こります。

変液性脊椎症

背骨が変形したために、背骨の中を通る神経を圧迫して痛みやしびれを起こします。

骨折

高齢者に多い圧迫骨折があります。

高齢者は骨粗しょう症になっていることが多く、たとえ転倒したりしなくても、骨折することがあります。

中には椅子から立ち上がり損ねて尻餅をつき、骨折することもあります。

内臓の病気
腎臓や脊椎のガン、子宮内膜症などの内臓の病気から腰痛を発症することもあります。


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腰痛の治療

骨や内臓の異常によって起こる腰痛は、原因となっている病気の治療が先決です。

しかし、85%の腰痛はレントゲンやMRIを撮っても原因がわからないといわれています。

整形外科に行ってレントゲンを撮っても異常がなく、シップを貼って、コルセットを巻いて安静にしていてもなかなか治らない腰痛。
これらの腰痛はあきらめるしかないのでしょうか?

骨や内臓に異常がない腰痛の場合

  • 姿勢が悪い。
  • 身体に合わない寝具
  • 筋力の低下
  • 運動不足

これらの生活習慣が原因で起こる事があります。

まずはこれらの改善から始めたいですね。

1 まずは姿勢の改善から

  • 窓ガラスに映した姿を見た時、猫背になっていたりしませんか?
  • 椅子やソファーに浅く座り、背もたれに寄りかかっていませんか?
  • 座る時、脚を組んでいませんか?

2 寝具が合わない

布団やマットレスが硬すぎたり、柔らかすぎたりしませんか?

合わない寝具は腰に負担をかけてしまいます。
適度な硬さで体圧を分散するような寝具が理想的といわれています。

3 筋力低下している

背骨は腹筋や背筋によって支えられています。
腹筋や背筋の筋力が低下すると背骨を支える力が弱まり、背骨が不安定になって背骨の変形が進んでしまうことがあります。

4 運動不足で血行が悪くなる

運動不足は全身の血行が悪くなったり、肥満の原因にもなります。
ウォーキングやストレッチ、筋トレなどを習慣にしていきましょう。
筋トレにもなるインターバル速歩などがオススメです。
また、太ももの裏側の筋肉が硬くなると、骨盤の動きが悪くなり腰椎に負担がかかるようになります。

入浴後のストレッチで太ももの裏を伸ばしておくと良いでしょう。

まとめ

様々な原因で腰痛が起こりますが、中でも最近注目を集めているのは、「恐怖回避思考」というものです。

これは、腰痛が起こる。

→ 過度の安静

→ 腰痛が治らないのではないかと不安になる。

→ 過度の不安やストレスによって、脳が痛みを抑制する機能が低下する。

→ その結果、いつまでたっても痛みが治まらない。

という現象が起こります。
これが恐怖回避思考といわれています。
これらを踏まえて、腰痛になったとき、

  • 足がしびれて力が入らない 
  • 急に体重が減ってきた。
  • 発熱がある。
  • 排尿障害がある。

などの心配な症状が現れた場合はすぐに医療機関を受診し、医師の診察を受けることが大切です。

原因が特定できない場合は、安静にしすぎるのは良くありません。
適度な運動をすることと。

腰痛に対する知識を身につけ、過度な不安に陥らないようにする事もたいせつですね。


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