皆さんは歯ぎしりってしたことありますか?
管理人は子供の頃ですが、修学旅行の時に歯ぎしりがあると友達からいわれたことがあります。
その時は、あまり気にしなかったのですが、大人になってから歯科医を受診した際に歯ぎしりがありますねと指摘されまして、だいぶ歯がすり減ってますねといわれた時はかなりショックでした。
「放っておくと歯ががたがたになってしまいますよ」といわれ落ち込んだことを思い出します。
歯ぎしりって自分では気づけないものですよね。
誰かに指摘されてはじめて気づくことができます。
そんな歯ぎしりの原因について、歯科医の先生に聞いたお話をまとめてみましたので歯ぎしりの気になる方、一緒にみていきましょう。
大人の歯ぎしりの原因はこの6つ
- ストレス
- 睡眠障害
- 噛み合わせが悪い
- 歯並びが悪い
- 過度の飲酒
- うつ伏せや横向きで寝る
やはりストレスが一番ではないでしょうか?
管理人も日々ストレスにされされる生活を送っていたので歯ぎしりがひどくなったのではないかと思っています。
1. ストレス
歯ぎしりの原因はストレスという考え方が今は主流になっています。
管理人は歯医者さんから歯ぎしりを指摘されだ時はとてもショックを受けました。
なんとかしなくてはと思い、色々と先生に質問をしたり、自分でも調べたりしています。
歯ぎしりは日常のストレスを発散するための運動として起こるのではないかと考えられています。
現代はストレス社会だといわれていますからね^^;
ストレスを上手に発散しないと無意識のうちに歯を食いしばることが習慣化してしまい、寝ている間も歯ぎしりによってストレスを発散させようとしているのではないかということです。
これってもの凄く怖いことですよね。
寝ている時くらい穏やかな気持ちでいたいのに!
2. 睡眠障害
睡眠障害が起こると眠りが浅くなり歯ぎしりの原因となるといわれています。
歯ぎしりは、正式には睡眠関連運動異常症というものに分類される疾患です。ちょっと長くてわかりにくいですね^^;
簡単にいうと寝ている間に無意識に体が動いてしまい、眠りの質が低下してしまうことです。
特に睡眠時無呼吸症候群や、むずむず足症候群といった病気で歯ぎしりが起こることが多いといいます。
当ブログの別の記事で睡眠関連の病気のことを詳しく書いています。
興味のある方は参考にしてみてくださいね。
3. 噛み合わせが悪い
噛み合わせが悪い人は歯ぎしりをしやすいといわれています。
歯を噛み合わせたときに、特定の歯と歯が強く接触していたり、治療の跡(詰め物や被せ物)の適合が悪くなり、噛み合わせがうまくいかなくなると歯ぎしりの原因となるようです。
管理人も歯医者さんからこのことを指摘されてしまいまして、すぐに噛み合わせの調整をしてもらいました。
4. 歯並びが悪い
歯並びがよい人でも歯ぎしりをします。歯並びだけが原因では無いようです。
しかし、歯並びが悪いことによって噛み合わせが悪くなりやすく、その結果歯ぎしりをしやすくなるともいわれていますから歯並びは良いに越したことはありません。
また、歯並びの悪い人が歯ぎしりをすると、噛み合わせが悪い部分に負荷がかかり、歯がダメージを受けやすくなるといいます。
管理人はこれも指摘を受けましたね。歯並びを治すのは簡単ではありません。
歯列矯正は時間とお金がかかりますからね^^;
5. 過度の飲酒
因果関係は明確になっていませんが、お酒やタバコが原因で歯ぎしりが起こるという場合もあるそうです。
アルコールやニコチンは、歯ぎしりを起こしやすくするようなのですが、過度の飲酒や喫煙でなければ問題ないとのこと!
管理人はタバコは吸いませんし、お酒はたまにしか飲みませんが、飲んだ後に雑魚寝したりすると歯ぎしりをしている人が多いように感じますね。
6. うつ伏せや横向きで寝る
うつ伏寝も顎に負担をかけるといわれています。
試しに管理人がうつ伏せに寝てみると、顎をまくらに押し付けている感じがしました。
ちょうど歯を噛み締めているような感じです。
このまま寝てしまったら歯や顎関節に負担がかかるだろうなという感じがしました。
横向きで寝る場合も歯に負担がかかるといわれていますが、管理人が試した限りではそれほど負担には感じませんでした。
それに、この後に書いている睡眠時無呼吸症候群などは横向きになったほうが起こりにくいようなので、横向きに関しては大丈夫ではないかと思っています。
歯ぎしりとストレスについて
歯ぎしりの原因のほとんどはストレスだといわれています。
起きている時に嫌なことがあって、歯を食いしばって悔しがったことがあると思います。
私たちは不安や不快な気分のまま眠りにつくと、寝ている間に無意識に歯を食いしばって、不安や不快な気分を解消しているようです。
つまり、歯ぎしりをすることでストレスを解消しているのですね!
歯ぎしりの原因はさまざまですが、とくに考えられているのは「ストレス」です。
過剰なストレスを受けている人ほど、歯ぎしりになる傾向が強いと言われています。
現代はストレス社会と言われていますが、ストレスを上手に発散することができず、溜め込んでしまう人が多いのです。
ストレスを溜め込むと就寝中にストレスの影響で歯ぎしりや食いしばりを起こしてしまいます。
ストレスを上手に発散するのも、歯ぎしりを解消する大きなポイントになるでしょう。
歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群
歯ぎしりといびきとの関連は以前から指摘されていました。
最近の研究で無呼吸状態になる前に歯ぎしりをしているというケースが多数報告されているそうです。
詳しい因果関係については現在研究中との事ですが、歯ぎしりがひどい場合は、睡眠時無呼吸症候群の検査をしてももらうことをオススメします。
大人の歯ぎしりと子供の歯ぎしりの原因の違いは
大人の歯ぎしりがストレスが原因となっているのに対し、子供の歯ぎしりは、生えてきた歯で噛む練習を行ったり、子どもの歯を擦り減らせて後から生えてきた大人の歯とバランスを取ったりしていると考えられておりほとんどの場合心配はいりません。
成長と共に歯ぎしりをしなくなるので、子供の歯ぎしりは気にすることは無いといいます。
歯ぎしりの治療は?
現在のところ、歯ぎしりの根本的な治療法は無いんだそうです。
管理人は歯医者さんからその話を聞いてとても残念な気持ちになりました。
主な歯ぎしりの治療は、歯ぎしりによって起こる歯のすり減りや歯茎へのダメージを軽減することを目的にナイトガードと呼ばれるマウスピースを作るというもの!
マウスピースを付けて寝ると歯と歯が直接当たらないので、すり減りを防ぐことができるといわれています。
治療については下記の記事でも詳しくお話ししています。
管理人が実際に歯医者に行ってマウスピースを作った経験談を書いていますので参考にしてみてくださいね。
まとめ
大人の歯ぎしりはこのの6つが原因だといわれています。
- ストレス
- 睡眠障害
- 噛み合わせが悪い
- 歯並びが悪い
- 過度の飲酒
- うつ伏せや横向きで寝る
この中でもストレスが大きいのではないでしょうか。
歯ぎしりを放っておくと大切な歯を失うことにもなりかねません。
誰かに指摘されたら一度歯科医を受診してみてください。
逆に歯ぎしりをしている人を見つけたら指摘してあげる事も大切ですね。