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車椅子での電車の乗り降りの仕方は?元介護職員が徹底解説!

投稿日:2017年6月25日 更新日:

車椅子で電車に乗るってどうですか?

初めての時はやはり緊張しますよね。

車椅子で電車に乗るのは賛否あるようですが管理人は賛成です。

車椅子でもたくさん出かけてほしいと思っています。

そこで、初めて車椅子で電車に乗り降りする際の方法や注意点などについて、管理人が元介護職員の視点で解説していきますので一緒に見ていきましょう。


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車椅子での電車の乗り降りの仕方は?

車椅子で電車に乗ろうとしたとき最初に考えることは、本当に乗れるのかということですが、答えはYESです。

JRのサイトには「駅係員がホームまでのご案内および列車の乗降のお手伝いをさせていただきます」と書かれていますのでご安心を!

車椅子で電車に乗るための手順は?

車椅子では 電車に乗るには手順はこんな感じです。

  1. 事前に連絡する 
  2. 駅に着いたら係員さんに声をかける
  3. ホームに着いたら車椅子にブレーキをかける
  4. 電車に乗る
  5. 電車内では進行方向と直角に止める
  6. 電車を降りる
  7. 改札を出る

これだけだとわかりにくいと思いますので詳しく見ていきましょう。

1 事前に連絡をする


まずは駅に電話をすることから始めましょう!
不安や心配事もあるでしょうから、この際全部質問して不安を解消しておきましょう。

事前に連絡をしておけば、駅員さんがスムーズに駅構内を案内してくれますよ。

電車に乗り遅れないためにも、そして電車の時刻を乱さないためにも事前に連絡しておくことをオススメします。

事前に連絡する内容は、いつ、どの電車に乗るのか?どこからどこまで乗るのか?同伴する付き添いはいるのか?車椅子の種類は?といったことになります。

  • 乗車日 
  • 乗車区間
  • 乗車希望列車(列車名・出発時刻)
  • 指定席希望(なし・あり)
  • 付き添いの有無
  • 車いすの有無(電動・手動)
  • 同行する人数
  • きっぷのお受け取り(乗車当日・その他)
  • その他(ご連絡先・お帰りのご要望など)

JRの場合、これらのことを「乗車される1ヶ月前の日の10時から2日前までに駅(無人駅を除く)に、直接または電話にてお申し込みいただきますようお願いいたします」とアナウンスしていますね。

ただし、「混雑時や列車運行上支障がある場合、また時間帯などによってはお待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください」ともアナウンスしていますので、事前に連絡が必要になります。

2 駅に着いたら係員さんに声をかける


駅に着いたら係員さんに声をかけホームまで案内してもらいましょう。

ホームまではエレベーターやエスカルという車椅子用のリフトを利用して上がることができます。
操作は駅係員がやってくれます。

今はエレベーターを設置している駅が増えましたが、以前は階段にエスカルという車椅子用のリフトを取り付けて対応している駅が多かったんですよ。

たまたま管理人が駅を利用したときに、車椅子の方がエスカルを利用して階段をあがるところだったのですが、とてもびっくりしたのを今でもよく覚えています。

車椅子を乗せてリフトが階段を上がっていくときにとても大きな音で音楽が流れるんですね。

たぶん安全のためだと思われますが、車椅子の方はとても恥ずかしかったのではないでしょうか?

できたらもう少し障害者の気持ちを考えて設計してもらえたらと思いましたね。

エレベーターは音楽が流れたりしないので安心して乗ることができますよ。

3 ホームに着いたら車椅子にブレーキをかける

ホームに着いたら車椅子を線路と平行に停車させてしっかりブレーキをかけましょう。

ホームは排水のため僅かな傾斜がついています。
ブレーキをかけ忘れてホームに転落するなんてことにならないように、必ずブレーキをかけておきましょう。

車椅子用の乗降口がある場合はそこで電車を待ちます。

管理人は、駅ではないのですがブレーキをかけずに離れてしまったことがあります。
車椅子が動き出してしまってあわてて戻りました。

車椅子の方に怪我は無かったのですが、怖い思いをさせてしまった事があります。

平らだと思っても、少しでも車椅子から離れるときは、必ずブレーキをかけておくようにしましょう。

4 電車に乗る

電車がホームに入ってきたら、駅員さんが乗降口にスロープをかけてくれます。

スロープがなくても乗ることはできますが、駅によってはホームと電車との距離が離れていて危険なことも!

決して無理はしないでくださいね。

電車の乗り降りの仕方を説明している動画を見つけましたのでご紹介しておきますね。

こんな感じです!
前もって見ておくと安心できますよ。

5 電車内では進行方向と直角に止める

電車内では車椅子用のスペースがある場合はこちらを利用します。

なければ車椅子を電車の進行方向に対して直角に止めるようにしましょう。

電車が急ブレーキをかけた場合、進行方向と平行に車椅子を止めていると前方に転げ落ちてしまうことがあるのでご注意くださいね!

ここでも、必ずブレーキをかけるようにしましょう。

また、できる限り手すりなどに捉まって車椅子が安定するようにしましょう。

車椅子で人ごみの中に入ると視線が低い位置に来るので圧迫感がありますよね。

付き添いの人がいる場合は、車椅子の方の前に位置してあげてくださいね。

それだけで随分気持ちが楽になると思いますよ。

車椅子対応の座席を備えた電車もあります。
これは、座席が1席分空いていて、その部分に車椅子を固定できるようになっています。

車椅子用のスペースを設けている電車もあります。
車椅子のマークがついている座席の無いスペースが設けられています。
ここになら気兼ねなく車椅子を停める事ができますね。

また、JRの場合、車椅子対応座席のある電車には、手すりのある多機能トイレがついています。
ご利用の際は、事前に確認しておくと安心ですよね。  

6 電車を降りる

降りるときも駅員さんが乗降口にスロープをかけてくれます。
降りるときは後ろ向きで降りましょう。

前から降りると前方に転げ落ちる危険性がありますからご注意くださいね。

管理人は自分で車椅子に乗って坂道を下ったことがありますが、前向きだと自分が想像した以上に怖いと感じました。

坂道は後ろ向きに降りると思っていたほうがよいですね。

7 改札を出る

ホームに降りたら係員さんが改札まで案内してくれます。

乗る時と同様にエレベーターやエスカルでホームから降りて改札に向かいます。

車椅子では自動改札を通ることができません。

駅員さんのいる一番端の改札を通りましょう。
通貨する際は、車椅子の幅ギリギリなので、ぶつからないようご注意くださいね^^;


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慣れてきたら旅行にも出かけたい!

いかがでしたか?

車椅子で電車にのる方法についていろいろ書いてみましたが、まずは駅に電話をして分からないことは質問してみるとよいと思います。

現在は車椅子で出かける方も増えてきていますので、駅員さんも慣れてきていますね。

まずは近場のお出かけから慣れてもらって、自信がついたら少し離れたところに日帰り旅行や1泊旅行など出かけてみるのもよいでしょう。

車椅子での旅行を計画するにあたって、注意点をまとめた記事を書いていますのでお出かけの際は参考にしてみてください。

まとめ

車椅子で電車に乗るのは不安もあると思います。
手順をおさらいするとこんな感じです。

  1. 事前に連絡する 
  2. 駅に着いたら係員さんに声をかける
  3. ホームに着いたら車椅子にブレーキをかける
  4. 電車に乗る
  5. 電車内では進行方向と直角に止める
  6. 電車を降りる
  7. 改札を出る

分からないことはなんでも質問してしまいましょう。
疑問を解決しておけば当日は安心して車椅子で電車に乗ることができるでしょう。

管理人は車椅子の方と旅行に出かけたときに思ったことがあります。

日本では混雑した道を車椅子で通ると、こちらに向かってくる歩行者がとても迷惑そうな顔をしていること!

以前、車椅子の方を連れて海外に行ったことがありましたが、海外の方は車椅子を押している時、坂道や砂利道などで苦労しているとすぐに手をかしてくれるんですよね。

困っている人をみて見ぬふりなんてしないんですよね。
とてもありがたかったです。

これからは、車椅子だからと諦めたりしないで、どんどん外に出かけてほしいと思います。

また、車椅子の人が困っているのを見かけたら、優しい気持ちで声をかけてあげて欲しいと思います。


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